故人の霊を慰め、弔意を表す「供花」。
供花は、ただ祭壇・式場を飾るだけではありません。
ご遺族さまにとって、そしてご弔問の方にとって、それは心を癒す素敵なアイテムでもあります。
玉泉院では、供花にまつわるご感想をいただいたり、さまざまなエピソードがたくさん残っています。

心あたたまるエピソード集

仲良しだった友達に…
仲良しだった友達が突然亡くなったとの知らせを聞きました。
でも私は遠くに出張していて通夜も葬儀も参列できず落ち込んでいましたが、せめてお花だけでもと仲のよかった友達と一緒に供花を送りました。葬儀の後に、参列していた友達から「みんなで送ったお花、一緒に棺に入れたよ」と聞き、少しだけ心が落ち着きました。
香典がわりに…
同僚のお父様が亡くなられ、従業員で同志を募り、香典を集めお持ちしたのですが、香典を辞退され渡せなかった。
会館に行くとお花の見本があり、そのお花を香典の代わりにと出しました。
式場に行くとお身内の方々以外にも花がならんでおり、私達も出してよかったと思いました。
最後を華やかに…
故人は私の親友です。いつも華やかで派手な事が大好きな人でした。
やはり、最後も華やかにおくってあげたいと友人に声を掛け、供花をお願いしました。
出過ぎた事をしてしまったのかな、と後で心配になりました。
しかし、告別式を終え故人の旦那様に、「こんな沢山の花に囲まれて妻も喜んでいます。本当にありがとう。」と声をかけられました。
別れは辛いですが、最後に故人の為にできる事があってよかったと思います。
花が好きな母に…
春は桜、初夏にはアジサイと母は花を愛でる事が好きでした。
母の葬儀の時、いつも母と一緒に花見をされていたという友人の方々からお花のお供えをして下さいました。
沢山の花に包まれて天国に旅立つ母は、本当に幸せな人生だったんだなと感じる事ができました。
孫からおばあちゃんへ…
孫の私達は、おばあちゃんに何かしてあげれる事は無いかと話し合い、思い返していると、いつもおばあちゃんの家に行くと、沢山の花々が咲いていた事が頭に浮かび、お花をお供えする事にしました。
会館のスタッフの方に親切に教えてもらい、おばあちゃんにお花を飾る事が出来ました。
沢山の花に囲まれながら、おばあちゃんを見送る事が出来、おばあちゃんも喜んでいると思います。
花で知る父の姿…
父の葬儀の時、会社関係の方々、友人の方々から沢山のお花を頂き、私の知らない父の姿をお供えのお花で知ることが出来ました。今まで父とお付き合いしていただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
葬儀の日が誕生日の祖母に…
祖母の葬儀の日、その日は祖母の86回目の誕生日でした。
今までかわいがってくれた祖母に何かプレゼントがしたくてお花のお供えをしました。
お別れの時、スタッフの方が、その花で花束をつくってくれました。
祖母への素敵な誕生日プレゼントになりました。
社会に貢献してきた両親…
式場に並んだ供花を見て、亡くなった父や喪主を務める母が、この街、社会にたくさん貢献してきた結果なんだと思うと父の偉大さに感動し、両親を心から尊敬する事が出来ました。